兵庫県警加古川署は14日、リフォーム工事の代金をだまし取ったとして、詐欺容疑で、同県明石市の建築業の男(72)を逮捕した。調べに「金は受け取ったが、工事の進展に合わせて納品する予定だった」と容疑を否認している。 逮捕容疑は2022年4月11日から同10月11日までの間、同県姫路市の会社員の男性(59)宅のリフォーム工事で、「私を介したら材料費を安く抑えられる」などと言い、工事の材料費などとして、男性から4回にわたり、現金450万円をだまし取った疑い。 同署によると、男性は男が明石市内で営む建築事務所に工事を依頼していた。工事などはまだ行われておらず、3月に男性から同署に相談があった。