教諭らによる盗撮事件受け 鹿児島県教委が緊急点検

学校現場などで児童・生徒へのわいせつ行為で教員の逮捕が相次いでいることを受け、鹿児島県教育委員会が、県立学校内にカメラなどの不審物が設置されていないか緊急点検したことが分かりました。 これは、きのう14日の県教育委員会の定例会で明らかになったもので、緊急点検が行われたのは、県立高校61校と特別支援学校15校のあわせて76校です。 県教委によりますと、今月4日までに、校内のトイレや更衣室などに盗撮用のカメラなど不審物がないか点検したということです。いずれの学校でも不審物は確認されませんでした。 県教委は、同様の点検を今後、県内の小中学校でも実施するよう、各自治体に今月2日、呼びかけました。また、児童や生徒が授業で使うタブレット端末に、相談窓口の一覧を表示する準備を進めて行く予定です。 愛知県の小学校教諭らが女子児童の盗撮画像をSNS上のグループで共有し逮捕された事件を受け、文部科学省は今月1日、各都道府県や政令指定都市の教育長宛てに教員の服務規律の確保を徹底するよう通知を出していました。

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