外で遊んでいた児童が家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」のソフトを盗まれた事件で、同じ日に別の児童からもソフトを盗んだとして、警視庁蒲田署は15日までに、窃盗容疑で、飲食店従業員の橋本涼一被告(27)=同罪で起訴=を追送検した。 「生活費のためにやった」と容疑を認めている。 追送検容疑は2月16日午後3~5時ごろ、東京都大田区の公園で、自転車のかごに置かれていた小学生の男子児童のバッグから「スプラトゥーン」などのソフト5本(計約1万3000円相当)を盗んだ疑い。同署は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。 同署によると、橋本被告は開いた状態の児童のバッグからソフトを盗み、近くの買い取り店で4本を計約7300円で売却したという。遊んでいる子どもの隙を狙い、ソフトを盗んで売却を繰り返し、2022年10月以降で100本以上を売ったとみられる。 被告は事件直後に、近くのマンション敷地内で別の男子児童のバッグからソフト7本を盗んだとして5月に逮捕され、その後起訴された。