違法風俗店 女性従業員の勧誘に複数の影…逮捕の富山大准教授以外にも複数の人物が関与か 職業安定法違反の疑いも視野に捜査 富山

違法な風俗店を営業した疑いで富山大学の准教授ら男女4人が逮捕された事件。逮捕された准教授のほかにも複数の人物が女性従業員の勧誘に関わっていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は職業安定法違反の疑いも視野に捜査しています。 風営法違反の疑いで逮捕されたのは富山大学准教授滝谷弘容疑者(49)ら4人です。 警察によりますと、滝谷容疑者らは5月10日、風俗営業が禁止されている地域の富山市のアパートで、「メンズエステ」と称し店舗型性風俗店を共同で営業して性的サービスを行った疑いが持たれています。 これまで滝谷容疑者は宣伝やスカウトの担当とされていましたが、これまでの捜査関係者への取材で、逮捕された滝谷容疑者ら以外にも複数人が女性従業員の勧誘に関わっていたことが新たにわかりました。 店のホームページには約50人の女性従業員が掲載されていて、捜査関係者によりますと、滝谷容疑者と他のスカウトは女性たちを勧誘した見返りとして店の経営者である宮崎容疑者から報酬を受け取っていたとみられ、警察は職業安定法違反の疑いでの立件も視野に捜査しています。 警察は滝谷容疑者らが匿名流動型犯罪グループ“トクリュウ”のメンバーで、店の売り上げが暴力団に流れていた可能性もあるとみて、事件の全容解明に向け捜査しています。

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