神奈川県警巡査長と住吉会系組員ら逮捕 社長への面会を強要疑い

債権の回収名目で、会社社長の面会を要求したなどとして、警視庁が、神奈川県警藤沢北署の巡査長松本享之容疑者(36)=同県横須賀市=ら4人を強要などの疑いで逮捕したことが捜査関係者への取材でわかった。 捜査関係者によると、ほかに逮捕されたのは、指定暴力団住吉会系組員の男2人と、職業不詳の霜村広士容疑者(36)=横浜市=。4人は共謀して4月30日、東京都板橋区の路上で、会社役員の男性(63)に対し、債権回収名目で同社社長への面会を要求し、「私が社長に会わせます。できなかった場合責任を持ちます」などと念書を書かせた疑いがある。5月2日にも社長への面会を要求した疑いがあるという。被害者の男性が両日とも110番通報し、発覚した。 松本容疑者は見張り役で、霜村容疑者とは高校の同級生だった。警視庁は、霜村容疑者が暴力団と関係があるとみている。 警視庁は、霜村容疑者の指示を受けて、松本容疑者が事件に関与したとみて経緯を調べている。(西岡矩毅、三井新)

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