「社長に会わせろ」神奈川県警巡査長ら4人逮捕 債権回収名目で面会強要か

債権回収名目で会社社長との面会を迫ったなどとして、警視庁暴力団対策課は、強要と同未遂の疑いで、神奈川県警巡査長の松本享之容疑者(36)=神奈川県横須賀市=ら男4人を逮捕した。暴対課は4人の認否を明らかにしていない。 ほかに逮捕されたのは、住吉会系傘下組織組員の高野俊介(50)=埼玉県上尾市、同組員の高田拓馬(34)=同桶川市、職業不詳の霜村広士(36)=横浜市=の3容疑者。 逮捕容疑は4月30日、共謀して、東京都板橋区の路上で、会社役員の60代男性に債権回収名目で、「社長に連絡して会わせろ。連絡が取れるまで毎日来るぞ」と迫り、「社長に会わせます」と記した念書を書かせるなどしたとしている。 暴対課によると、松本容疑者は神奈川県警藤沢北署に勤務。現場の見張り役割で、高校の同級生だった霜村容疑者に誘われたとみられる。警視庁は4人の関係性や経緯を調べる。 神奈川県警は産経新聞の取材に、「職員が逮捕されたことは遺憾。事実関係に基づき厳正に対処する」とコメントした。

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