17日夜、福岡県飯塚市で、虚偽の110番通報をして、警察官の業務を妨害したとして、自称自営業で51歳の男が現行犯逮捕されました。 初めての通報から逮捕されるまでの約3時間の間に12回通報があり、そのうち5回、警察官が現場に駆けつけたということです。 17日午後5時18分ごろ、飯塚市菰田西で「妻に暴力をふるったと言われ、もめている」と男から警察に通報がありました。 警察が現場に駆けつけると、男が自宅で妻と「じゃんけんで勝った方が相手を叩くゲーム」をしていて、妻に聞き取りをしたところ、「確かに叩かれたが、ゲームの一環です」などと答えました。 警察は男と妻が接触しないよう、別の部屋に分けた後、現場から引きあげたということです。 しかし、同じ男から「妻に殴られた」と通報があり、警察が再び現場に向かいましたが、暴行は確認されませんでした。 その後も同じ男から「女からくらされる」「間違えました」などといった通報や無言電話が続き、12回目の通報を受けて駆けつけた警察官が、男に話を聞いたところ、「何度もウソの通報をしました」と話したため、偽計業務妨害の疑いで現行犯逮捕しました。 17日午後8時1分ごろから午後8時24分ごろまでの間に、虚偽の110番通報をして警察官の業務を妨害した疑いで現行犯逮捕されたのは、自称自営業の男(51)です。 警察によりますと、初めての通報から逮捕されるまでの約3時間の間に、12回の通報があり、そのうち5回、警察官が男の自宅に駆けつけていました。 男は当時、酒に酔っていたということです。 取り調べに対し男は「私は警察の仕事の迷惑になると分かっていて、何度もウソの通報をしました、すみませんでした」と話し、容疑を認めているということです。