『母子2人殺害し死刑判決』から『逆転無罪』やり直し裁判で発覚「有罪の証拠を警察が紛失も検察が隠し裁判継続」冤罪の元刑務官「警察・検察の自浄効果に期待できない」国と大阪府に賠償求めた裁判きょう=18日判決「平野母子殺害事件」

「警察、検察、裁判官、弁護士、日本の刑事司法そのものが信じられなくなり、苦悩し続けた。それでも司法をもういっぺん、信じたいという今があるんです」 そう語るのは、1審で無期懲役、2審で死刑判決を言い渡され、その後、差し戻しの裁判で無罪判決が確定した元刑務官の男性(67)。 23年前の冤罪事件をめぐり、国と大阪府を相手取り、併せて約1億2400万円の損害賠償を求めた5年越しの裁判の判決が、きょう=18日大阪地裁で言い渡される。

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