きのう、山形県寒河江市で横断歩道を渡っていた94歳の男性が軽乗用車にはねられ、死亡しました。はねた車を運転していたのは、90歳の男でした。 警察によりますと、きのう午前、寒河江市若葉町の十字路交差点で、近くに住む佐藤源四郎さん(94)が横断歩道を渡っていたところ、左からきた軽乗用車にはねられました。 佐藤さんは頭の骨を折るなどの大けがをしていて、病院に搬送されました。搬送時、佐藤さんは会話ができ、命に別状はないとみられていましたが、その後、容態が変わり、事故からおよそ7時間後に死亡が確認されました。死因は出血性ショックと多臓器不全でした。 警察は軽乗用車を運転していた長岡寛治容疑者(90)を過失運転傷害の容疑で現行犯逮捕しました。長岡容疑者は、事故を起こしたことを認めているということです。 警察が事故の状況や原因を詳しく調べています。