6月に札幌市で職場の元上司の車や自宅の外壁に火をつけたとして逮捕された56歳の男について、札幌地方検察庁は男の精神状態を調べるため鑑定留置しました。 この事件は6月3日、札幌市中央区のマンション駐車場で、大型RV車1台が放火されたもので、警察は札幌市豊平区の無職・花田隆一容疑者(56)を、建造物等以外放火の疑いで逮捕・送検していました。 花田容疑者は、この事件の2日後にも住宅倉庫の外壁に放火しようとした疑いで現住建造物等放火未遂容疑で再逮捕されています。 警察によりますと、車や住宅倉庫は花田容疑者の元上司の所有で、現場には可燃性の液体がまかれていたということです。 逮捕された当時、花田容疑者は、警察の取り調に対し「火をつけた」と話し、容疑を認めていました。 札幌地方検察庁は、花田容疑者の精神状態を調べるため、7月16日から10月17日まで、鑑定留置したと発表しました。