去年12月、北九州市のファストフード店で中学生2人が殺傷された事件で、容疑者の男が事件直前に別の場所で2人とすれ違い、店舗まで先回りして待ち伏せした可能性があることが分かりました。 去年12月、小倉南区のファストフード店で中学生の男女2人が刃物で殺傷され、殺人などの疑いで無職の平原政徳容疑者が逮捕されました。 捜査関係者によりますと平原容疑者は「2人と目が合って笑わればかにされた」などと供述していましたが、事件直前、店舗とは別の場所で2人とすれ違い、車で先回りして待ち伏せした可能性があることが新たに分かりました。 平原容疑者の車や自宅からは複数の刃物が押収されましたが、その後の捜査でさらに、事件前から刃物を持ち歩いていたとみられることが分かりました。 警察は平原容疑者が事前に準備していた刃物で2人を一方的な理由で襲ったとみて詳しく調べています。