<大追跡>松下奈緒“遥”「私は刑事、クソ野郎を捕まえる」 大森南朋“伊垣”&相葉雅紀“名波”と共に連続強盗殺人犯を追う

大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒がトリプル主演を務めるドラマ「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系/TVerにて配信)第3話が7月23日(水)に放送。伊垣(大森)、名波(相葉)、遥(松下)が、連続強盗殺人犯を追う。 ■SSBC=捜査支援分析センターを舞台にした刑事ドラマ 2015年に放送開始された「刑事7人」以来、テレビ朝日×東映による伝統的な枠の10年ぶり新シリーズとなる同作は、2009年に警視庁に新設されたSSBC=捜査支援分析センターが舞台。SSBCは、初動捜査で犯人の足取りを追うための防犯カメラ映像の収集や分析、スマートフォンやパソコンの解析、犯人像のプロファイリングなどを担う“現代捜査のキーマン”ともいうべきプロフェッショナル集団だ。 今作では、そんな最先端の部署に初めてスポットライトを当て、SSBCの中に新設された、殺人・強盗・放火などの凶悪犯罪を担当する“捜査一課を専門に支援する別班”、SSBC強行犯係とそこを取り巻く人々の活躍、人間模様が描かれる。 脚本は福田靖が担当。DREAMS COME TRUEによる書き下ろしの主題歌「BEACON(ビーコン)」がドラマを彩る。 元・捜査一課の刑事で、現在はSSBC強行犯係で機動分析を担当する捜査官・伊垣修二を大森が、SSBC強行犯係に出向してくる“キャリア組”で、内閣官房長官を伯父に持つ名波凛太郎を相葉が、警視庁捜査一課・主任で伊垣とは元夫婦でもある青柳遥を松下が演じる。 また、名波の伯父で現内閣官房長官の久世俊介に佐藤浩市が、昭和気質のたたき上げ刑事で、ノンキャリアの最高位・警視庁捜査一課長まで上り詰めた八重樫雅夫に遠藤憲一が、伊垣、名波らが属するSSBC強行犯係の係長・葛原茂に光石研が扮(ふん)する。 ■名波(相葉雅紀)の着任によって伊垣(大森南朋)に変化が… 警視庁捜査支援分析センター、通称SSBC――防犯カメラ映像の収集分析やスマホ・パソコンのデータ解析、容疑者のプロファイリングなどを行い、あらゆる捜査を支援する部署。 そこに新設された「SSBC強行犯係」は、殺人強盗放火などの凶悪事件を担当する”捜査一課”を専門に支援する別班で、機動分析担当の伊垣をはじめ、情報分析を担当する木沢理(伊藤淳史)、技術支援担当の光本さやか(足立梨花)、情報支援担当の仁科瑠美(丸山礼)、そして機動分析担当の小山田勝也(高木雄也)、城慎之介(野村康太)らが所属している。 そこに元外資系証券会社のファンドマネージャーで「国家公務員総合職中途採用試験」に合格した”キャリア組”の名波凛太郎が配属される。 係長の葛原茂によって伊垣が名波の”教育係”に任命され、ノンキャリアで昭和気質の刑事・伊垣と、将来は幹部候補生のエリート・名波という師弟バディが誕生。 それまでは、捜査一課を裏で支え、捜査をしないルールに縛られたSSBCに不満を持ちながらも諦めていた伊垣だったが、「悪い人を捕まえるために転職した」「SSBCだって刑事(デカ)ですよ」と、ためらいなく捜査に乗り出す名波に振り回されつつも影響を受け、少しずつ“刑事”として捜査に動き始めるようになる。 ■「大追跡」第3話「反射した真実」あらすじ 世田谷の閑静な住宅街で持田祥子(畑奈緒子)が何者かに襲われ、階段から転落した。現場に臨場したSSBC強行犯係の伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)は搬送される祥子の首に赤いやけどのような痕が2つあり、左足の靴を履いていないことに気づく。 機動捜査隊からは「防犯カメラ映像を集めてください」と指示されるものの、伊垣と名波は現場の階段に近づき、転落の経緯を推測。しかしそこに捜査一課の青柳遥(松下奈緒)が現れ、早々に追い出されてしまう。 しかし、SSBC強行犯係が集めた防犯カメラ映像には大きな収穫はなく、容疑者の特定はできず。捜査が行き詰まりそうになる中、伊垣は数年前に名古屋で連続して起きた事件に言及する。女性たちが背後からスタンガンで襲われ、左足の靴を奪われるという事件――どちらも同一犯による犯行と見られていたが、犯人検挙には至っていなかった。 祥子には娘の柚希(瑠璃)がいるものの夫とは離婚していたため、祥子にもしものことがあった場合、柚希は一人ぼっちに…。同じシングルマザーである自分と境遇を重ね、やりきれない気持ちになる遥だったが、その矢先、捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)から捜査の中止を告げられる。連続通り魔事件かもしれないのに捜査中止――前代未聞の事態に戸惑いを隠せない遥。SSBC強行犯係もさすがに独自での捜査は不可能かと思われたが、またしても名波の「僕たちでやりましょう」という提案に伊垣をはじめとしたSSBC強行犯係のメンバーは乗せられてしまう。 やがて、犯人の“前足”と呼ばれる、犯行前の行動を追った防犯カメラ映像が見つかり、有力な容疑者・仙波達也(杢代和人)が浮かび上がる。しかし、仙波の父親は与党自明党の幹事長だった。 ■突然の捜査中止命令に名波(相葉雅紀)動じず「僕たちでやりましょうよ」 ドラマ公式サイトなどで見ることができる予告動画では、「強盗殺人事件発生」というテロップと、女性がスタンガンで襲われ、左足の靴を脱がされるシーンから始まる。画面にはこれまで被害にあった女性と奪われた靴の写真が映し出される。伊垣は同一犯の犯行と考えるが、盗まれた左足の靴の謎が残る。 場面は一転、「持田祥子さんがお亡くなりになりました」と告げる遙の声と遺体に取り縋って泣く柚希――さらに、そんな柚希を痛ましそうに見つめる遙の姿が切り取られる。「SSBC、何の役にも立たねえじゃねえかよ!」と憤る八重樫。 そして突然の捜査中止命令。遥は「中止?」と戸惑うが、名波は「また犠牲者が出たらどうするんですか?僕たちでやりましょうよ」と通常営業。名波にとっては命令よりも“悪い奴を捕まえて次の犠牲者を出さない”ことの方が重要なのだ。 ■送検するまでのタイムリミットは48時間「デジタル証拠の攻防戦」 動画には伊垣、名波、遥の3人が車の中で張り込む姿や、公園に現れた仙波の前に3人が駆け寄るシーンも。だが、逮捕された被疑者を送検するまでのタイムリミットは48時間。それまでに送検できる証拠を探し出さなくてはならない。画面には「デジタル証拠の攻防戦」のテロップが。大物政治家の父を持つ仙波は「こんなことして、タダで済むと思ってんの?」と逆に警察を脅すような言葉を吐く。 「私は刑事、クソ野郎を捕まえる」強い決意をにじませる遥。「逃げ切れると思うなよ」ぞっとするような迫力でつぶやく伊垣。刑事の誇りと執念で48時間の壁に挑む。

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