タイから覚せい剤を含む錠剤を国際郵便を使って密輸入しようとしたとして、22日、タイ国籍の30歳の会社員の男が逮捕されました。 覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、タイ国籍で浜松市中央区の会社員の30歳の男です。警察によりますと、容疑者の男は、3月に営利目的でタイから国際スピード郵便物を利用し、覚せい剤を含む203錠、末端価格にして約133万円相当を密輸入しようとした疑いがもたれています。 容疑者の男は、ビニール袋に錠剤を区分けし、「タマリンド」と呼ばれる果物をペースト状にした調味料の中に隠していたということです。男の荷物が成田空港から東京国際郵便局に着いた際、職員の検査により覚せい剤が発見されました。 調べに対し男は、密輸入しようとした容疑は認めていますが、営利目的の輸入については容疑を否認しているということです。