「上等だこら、なめんじゃねえぞ」不規則発言繰り返し退廷 広島高裁は主犯格の被告の控訴棄却 広島・強盗致死事件

男女7人が逮捕された広島県海田町の強盗致死事件の裁判で、広島高裁は主犯格の男の控訴を棄却し一審の無期懲役の判決を支持しました。 被告の主犯格の男(35)は2022年6月、海田町の事務所で当時71歳の男性を監禁して暴行し、金を奪ったうえ死亡させ、遺体を遺棄した罪に問われています。 22日の裁判で広島高裁は「強度な暴行を多数回加え続け、遺体はいまだ発見されていない」「被害者の人格を一顧だにしない残虐極まりない犯行」などと指摘し、事実誤認や量刑不当を訴えた控訴を棄却し、一審の無期懲役の判決を支持しました。 被告の男は主文が読み上げられると、「上等だこら、なめんじゃねえぞ、かす」などと不規則な発言を繰り返し退廷を命じられました。

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