オンラインカジノで賭博したとして、三重県警は22日、常習賭博の疑いで、鳥羽市池上町、建設作業員早川翼容疑者(41)=業務上横領罪で公判中=を書類送検した。オンラインカジノを巡って県警が利用客を摘発するのは初めて。 送検容疑は令和4年9月ごろ―同5年1月ごろ、パソコンやスマートフォンで海外のオンラインカジノサイトに接続。約400万円を入金し、1万5千回ほどにわたって賭博を繰り返した疑い。 県警によると、同3年9月ごろからオンラインカジノで賭博をするようになり、1年間で3千万円ほどを賭けていたとみられる。「ギャンブルが好きだった」と容疑を認めている。 早川容疑者は同3年9月―同4年10月、当時取締役を務めていた介護事業所から約1100万円を横領したとして、今年4月以降、業務上横領容疑で逮捕、起訴されていた。