北海道・釧路市消防は、60代の男性の後頭部を平手打ちする暴行を加えたとして、2025年7月22日、40代の男性職員を懲戒処分にしたと発表しました。 男性職員は5月16日午前4時ごろ、釧路市内の飲食店で居合わせた男性の頭を殴ったとして現行犯逮捕されていました。 逮捕時、男性職員は泥酔していて調べに対し「撫でただけで殴打していない」と容疑を否認していましたが、一夜明けて酔いが覚めると暴行を認め、釈放されたということです。 暴行された男性にけがはなく、男性職員は謝罪しています。 釧路市消防は「公務員として自覚の欠如に起因する恥ずべき行為で、市職員の信用を著しく失墜させる誠に許しがたい行為」として、減給10分の1(2か月)の懲戒処分にしました。 処分を受けて男性職員は「大変なことをして申し訳なかった」として依願退職したということです。