庄原市高齢女性殺害事件 遺体発見から1カ月 住民の不安募る「早く犯人を捕まえて」 広島

庄原市で高齢の女性が殺害された事件は遺体が発見されてからおよそ1カ月が経ちました。まだ犯人の逮捕には至らず、住民の不安は募る一方です。 先月24日、庄原市東城町の住宅で、一人暮らしの矢吹定代さん84歳が、殺害されているのが見つかりました。 死因は頭や顔面を複数回殴られたことによる「失血死」で犯人は今も逃走中です。 【毛利祥子記者】 「事件の発生当時と比べまして規制線の範囲はだいぶ狭まっています。そして女性が倒れていたとされる玄関付近にかけられたブルーシートもはがされた状態になっています」 23日は朝から庄原警察署の警察官が近隣住民の家などを回ってチラシを手渡し、玄関や窓の戸締り、そして事件に関する情報提供などを呼び掛けました。 【近隣住民は】 「早く(犯人を)突き止めて捕まえてほしいというのはみんな思ってる。1カ月たってまだ捕まってないでしょう。いつまでこういう生活が続くんかないう」 【庄原警察署・吉田和生警備課長】 「一日も早い犯人検挙に向けて今後も引き続き全力を上げて捜査に従事してまいります」 警察には、22日時点で事件に関する情報がおよそ50件寄せられていて、警察は引き続き捜査員50人態勢で犯人の行方を追っています。

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