「今回が初めての盗撮、授業する中でストレスが溜まり…」小型カメラで着替え姿を盗撮の教諭(24)を懲戒免職 事件は全国での教員盗撮事案を受けた“見回り”で発覚【高知】

児童が着替える姿を盗撮した疑いで逮捕・送検され、さらに服を児童の服を脱がせるわいせつな行為をした疑いで再逮捕されていた、小学校教諭の男(24)について、高知県教育委員会は「懲戒免職」処分としました。 この事件は、高知県土佐市の小学校教諭、島﨑光優(しまさき・みひろ)容疑者(24)が、校内の物陰に“小型カメラ”を隠して児童の着替え姿を盗撮した疑いで7月1日に逮捕され、その後送検されているものです。 島﨑容疑者は一度、釈放されていましたが、新たに、18歳未満の女性の服を脱がせるわいせつな行為をし、その様子を“ペン型の小型カメラ”で盗撮していたことがわかり、16日に不同意わいせつなどの疑いで再逮捕されています。 事件を受け、23日夕方、高知県教育委員会と土佐市教育委員会が記者会見を開き、島﨑容疑者を、23日付けで「懲戒免職」処分にしたと発表しました。 高知県教育委員会によりますと、全国的に多発していた教員の盗撮事案を受けて、6月30日の午前、島﨑容疑者が勤務する小学校の教頭が校内を点検したところ、水泳の授業で着替えを行っている場所で、物陰にモバイルバッテリー型のカメラが2台置かれていたのを発見したということです。 その後、カメラの所有者の確認を進めたところ、島﨑容疑者が自身の持ち物であることを認めたということです。このほか、島﨑容疑者のカバンからは、ボールペン型の小型カメラが1台見つかったということです。 島﨑容疑者は、釈放後に行われた、土佐市教育委員会と高知県教育委員会の聞き取りに対し「今回が初めての盗撮だ」としたうえで、「自分の授業はおもしろくない。児童の反応も悪く、疲労が溜まっていく。授業を行う中でストレスが溜まり、盗撮行為に及んでしまった」などと話していたということです。 さらに、「自分の起こしたことにより、児童や保護者、学校関係者に多大な迷惑をかけてしまったことを大変申し訳なく思っている。児童に対して謝りたい。大変申し訳なく思っている」と反省の弁を述べているということです。

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