今年上半期に全国の警察で懲戒処分を受けた警察官と職員は154人で、前の年の同じ時期より40人増加したことが分かりました。20人が最も重い免職処分を受けています。 警察庁によりますと、今年上半期に全国の警察で懲戒処分を受けた警察官と職員は154人で、最も多い懲戒理由は盗撮や不同意わいせつなどで全体の3割近くを占めました。 次いで窃盗、詐欺、横領などが多くなっています。 このうち、警視庁では、蒲田署の巡査部長がアパートの一室に侵入し、およそ3000万円などを盗んだとして逮捕・起訴され、懲戒免職となっています。 処分を受けた人数は前の年の同じ時期と比べると40人増加しています。 兵庫県警が最多の20人で、次いで、神奈川県警の17人、警視庁の15人でした。 最も重い免職処分を受けたのは20人で、前の年の同じ時期から6人増加しました。