児童を盗撮した疑いなどで小学校教諭の男が逮捕されたことを受け、高知県教育委員会は再発防止策として学校に対し、児童の安全・安心を守るためのチェックリストを作るよう要請したことを明らかしました。 (今城純子 県教育長) 「極めて由々しき事態。重く深刻に受け止めています。大変申し訳ございません」 県教育委員会は、児童が着替える様子を盗撮した疑いなどで逮捕された土佐市の小学校に勤務する24歳の男性教諭を23日付けで懲戒免職処分にしました。事件を受け県教委は7月15日、全ての公立学校長を集め、緊急の会議を開催。教室やトイレ、更衣室など校内を緊急点検するよう伝えました。点検は7月22日までにすべての学校で実施され、不審な機器や盗撮に使用される恐れのあるカメラなどは確認されていません。また、全ての学校に対し児童の安全・安心を守るためのチェックリストを作るよう要請しました。 県教委は8月26日、県内全ての小中校長を対象に不祥事防止の研修を実施する予定です。