マカオ治安警察局は7月22日、20代の女装したタイ人旅客の男1人に対するマカオでの違法売春活動支援、手配サービスを提供したとして40代の中国人(中国本土居民)の男2人を逮捕したと発表。 同月18日未明、コタイ地区にある統合型リゾート(IR)付近の路上で迷惑な声がけを行っている人物がいるとの通報が寄せられ、警察官が調査のため現場を訪れたところ、客引きを行う男1人と女装した男1人がセットでいるのを発見したとのこと。 同局の調べに対し、男は客を紹介することで報酬を得られたと説明。女装した男は17日にマカオ入りし、違法売春に従事して金銭を得ていたことを認めたという。このほか、女装した女が”仕事”のために使用するホテルの客室を提供した別の中国人の男の存在が浮上し、同局が当該ホテル客室を捜索し、この男を発見。 同局では、客引きとホテル客室を提供した男2人を売春管理罪で検察院送致するとともに、タイ人の男1人について、旅客の身分に不相応な活動に従事したとして同局の出入境管理部門に身柄を引き渡し済みとした。