韓国特別検察官 前行政相を取り調べ=報道機関の電気遮断指示疑惑で

【ソウル聯合ニュース】韓国で昨年12月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領による「非常戒厳」宣言を捜査する特別検察官チームは25日、李祥敏(イ・サンミン)前行政安全部長官を出頭させ、取り調べを行った。 李氏は非常戒厳当時、尹氏の指示を受け、一部の報道機関の電気や水道を止めるよう消防庁に指示した疑いが持たれている。 非常戒厳の宣言直後、李氏は警察庁長に電話をかけ、警察の措置状況を確認。その後、消防庁長に電話し「(深夜の)24時ごろ、ハンギョレ新聞や京郷新聞、MBC、JTBCに警察が投入される。警察庁から断電、断水の協力要請があれば措置を取れ」と指示したことが判明している。 特別検察官チームは李氏が尹氏の非常戒厳宣言に積極的に協力した「共犯」にあたるかどうか調べている。共犯と判断した場合、逮捕状を請求する可能性が高い。

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