警察かたる特殊詐欺 香美市の女性 1100万円被害【高知】

京都府警を騙る男から「口座に入っている紙幣の番号を確認する必要がある」などと言われ、香美市の70代の女性が現金1100万円をだまし取られていたことが分かりました。 警察によりますと、2025年5月11日に香美市の70代の女性の携帯電話に、NTTを名乗る男から「京都府警の方が話がしたいと言っているので代わります」と電話があり、代わった京都府警を騙る男から「逮捕されている者にお金を渡したという容疑があなたにかけられています」などと言われたということです。その後も京都府警を騙る男から電話があり「口座に入っている紙幣の番号を確認する必要がある」などと言われ、女性は合わせて750万円を引き出すと、コミュニケーションアプリを通して「明日お金を取りに行く。バレないように封筒に入れて家の門の近くに置いてください」などと言われ、女性は指示に従い現金750万円をだまし取られたものです。その後も指定された口座に3回に渡りお金を振り込み、あわせて1100万円をだまし取られました。25年に入り特殊詐欺の被害は県内で55件発生していて、被害額は約3億2000万となりました。県警は「警察官がSNSでやりとりすることはなく、警察総合相談電話」と注意を呼びかけています。

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