福岡に大麻種子密輸疑い、男逮捕 栽培規制法で全国初

福岡県警は25日、大麻の種子をスーツケースに入れてタイから密輸したとして、大麻草栽培規制法違反(種子輸入制限)の疑いで、同県大野城市上大利、会社役員黒木邦雄容疑者(37)を逮捕したと発表した。逮捕は9日付。県警によると、3月から同法で種子輸入が規制されて以降、逮捕は全国初。 逮捕容疑は4月16日、タイから発芽不能の処理をしていない大麻種子11粒を、機内持ち込みスーツケースに隠し、福岡空港に輸入した疑い。 種子はたばこの吸い殻ケースの中にあった。「種の持ち込みが法律違反とは知らなかった」と供述しているという。 これまで大麻種子の密輸は、大麻取締法違反(栽培予備)容疑での立件例があった。

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