40代妻の自殺ほう助容疑の26歳男が鑑定留置中に逃走か…男をタクシーで送り届けるなど手助け疑いで74歳の男「覚えていません」などとそれぞれ容疑否認

今年4月、札幌市内の病院に鑑定留置されていた26歳の男が、病院から逃走したとして、24日逮捕されました。また男の逃走を手助けしたなどとして、74歳の男も逮捕されました。 逃走の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む26歳の会社員の男です。 男は、4月1日午前0時46分ごろ、鑑定留置のため入院していた札幌市内の病院から逃走した疑いが持たれています。 警察によりますと、男は今年2月、自殺しようとした妻(当時40代)に対し、道具を準備するなどして自殺の手助けしたとして、自殺ほう助の疑いで逮捕されていました。 その後、男は鑑定留置のため札幌市内の病院に入院していた病院から逃走し、帰宅したということです。 また逃走援助と犯人隠避の疑いで逮捕された大阪市城東区に住む74歳の会社役員の男は、病院から逃走した男をタクシーで自宅まで送り届けるなどした疑いが持たれています。 警察によりますと、逃走から数時間後の4月1日午前7時ごろ、消防を通じて「男性がカッターで自身の首周りを切った」と警察に通報があり、現場にかけつけると、血を流した26歳の男と74歳の男が一緒にいたということです。 警察は、傷の治療を待って7月24日、2人をそれぞれ逮捕しました。 2人は勤め先の同僚だということで、取り調べに対し26歳の男は「覚えていません」、74歳の男は「退院すると聞いていた。逃走させたり、隠したりするつもりはありません」とそれぞれ容疑を否認しています。 警察は、2人が逃走を企てた経緯や動機などを詳しく調べています。

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