取引先の男性を約3カ月にわたり監禁し、全身に大けがをさせたとして建設業の大城優斗容疑者(24)ら男7人が逮捕された事件で、警視庁捜査1課は26日、逮捕監禁致傷容疑で、新たに建設業の川村理容疑者(50)=東京都杉並区和泉=ら男2人を逮捕した。 同容疑者は「よく知りません」と容疑の一部を否認している。 川村容疑者は大城容疑者と同様、男性の勤務先と工事の請け負い代金を巡るトラブルを抱えていた。同課は両容疑者が結託し、債権回収を名目に男性の監禁を始めたとみている。 逮捕容疑は1~4月、都内のトランクルームなど計十数カ所で、元請け側の30代男性を監禁。熱湯を掛けたり、金づちでたたいたりし、肋骨(ろっこつ)や腰の骨折、全身のやけどなどで6カ月の重傷を負わせた疑い。