【母娘2人死傷・強盗殺人事件】勤務態度は真面目でトラブルなかったベトナム国籍の24歳技能実習生の男 殺害された女性との接点は

26日午後、佐賀県伊万里市の住宅に押し入った男が母と娘の2人を殺傷し、現金を奪って逃走した強盗殺人事件。 警察は27日深夜、事件現場の近くに住むベトナム国籍の24歳の男を逮捕しました。 事件当時の状況も徐々に明らかになっています。 ■刃物を持った男が母と娘の2人を襲い現金を奪う 白のTシャツに短パン、マスク姿の男。 抵抗する様子もなく捜査員に誘導されて車に乗り込んでいきます。 青木周作カメラマン 「住宅の玄関の中から外にかけて血痕が確認できます」 事件が起きたのは26日午後4時20ごろ。 伊万里市東山代町長浜の住宅で母と娘の2人が刃物を持った男に襲われ、日本語講師の椋本舞子さん(40)が死亡、70代の母親も首などにけがをしました。 ■亡くなった椋本さん「頭がいいイメージ」「明るい子だった」 閑静な住宅街で起きた今回の事件。 地域の住民には不安が広がりました。 近くに住む人 「何十年って住んでますけどそういうこと1回もあったことないから…こんな近くにって感じです。気持ち悪いです」 椋本舞子さんの知人 「(椋本さんは)頭がいいイメージ」 椋本舞子さんの知人 「舞ちゃんは小さい時から民謡が上手な子供やった。明るい子やった」 ■強盗殺人容疑で逮捕されたのはベトナム国籍の24歳技能実習生の男 伊万里警察署・平川博幸 署長 「伊万里市内居住の男24歳を逮捕いたしました」 事件から2日目となった27日深夜。 警察は事件現場の近くに住むベトナム国籍の技能実習生、ダム・ズイ・カン容疑者を強盗殺人などの疑いで逮捕しました。 佐賀県警 捜査1課・今井勝明 課長 「認否は『何も話したくありません』と容疑を否認しています」 伊万里市内の食品加工会社で勤務していたダム容疑者。 勤務態度は真面目でトラブルはなかったということです。 ダム容疑者が住んでいたのは現場からすぐ近くにある会社の寮で、住宅との距離はわずか60メートルほどでした。 ■インターホンを鳴らして侵入、事件当時の状況が徐々に明らかに 警察によりますと、ダム容疑者は事件直前にインターホンを鳴らしたといいます。 ダム容疑者は椋本さんの母親が扉を開けると玄関付近に侵入。

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