ロシア人の母親を殺害して現金を奪ったとされる長男は、以前から金銭に困っていたことが分かりました。 6月26日、大阪市浪速区のマンションで飲食店従業員のイトウ・エレナさん(50)が死亡しているのが見つかり、警察は、強盗殺人の疑いで静岡県御前崎市に住むイトウさんの長男(21)を逮捕しました。 長男はイトウさんの顔や頭を数十回殴り、首を両手で絞めるなどの暴行を加えて殺害し、現金約1万5000円を奪った疑いがもたれています。 長男は以前からイトウさんに金を無心していて、警察は生活に困窮していたとみて調べています。 長男は隣のマンションからイトウさんの部屋のベランダに飛び移って侵入したとみられ、邸宅侵入の疑いで逮捕された際に「首を両手で5分以上絞めて首を折りました」と供述していたということです。