大阪市北区の路上で売春目的で客待ちをしていた女らを、警察が一斉摘発しました。 【記者リポート】「午後6時過ぎです。(容疑者が)2人の捜査員に連れられてきました。顔を隠して足早に歩いてきます」 29日、大阪・キタの繁華街で売春防止法違反の現行犯で逮捕されたのは、19歳の女です。 さらに2時間ほど後には、23歳の無職の女も警察に連行されていきました。 警察は29日の一斉摘発で、2人を含む19歳から23歳までの女5人を、売春を目的に路上で客待ちをした疑いで逮捕しました。 警察によると、5人はそれぞれ容疑を認めていて、うち1人は、「同棲するホストの売上に貢献するためだった」と話し、1年ほど前からおよそ1500万円を得ていたとみられています。 また、ほかの女らは、アイドルグループのライブ代、歯の矯正費用のためなどと話しているということです。 この通りでは、売春目的の客待ち行為が後を絶たず、去年12月、警察などが「目立つ場所を嫌がる人間の心理」を利用し、道路を黄色に塗り替えました。 一定の効果は見られたものの、6月ごろから客待ちとみられる行為が徐々に増えていて、警察はパトロールを強化するとしています。 (関西テレビ「newsランナー」2025年7月30日放送)