マカオ、IR併設ホテル客室内からカジノチップ盗む…ハウスキーピング係の男逮捕

マカオ治安警察局は7月29日、コタイ地区にある統合型リゾート(IR)併設ホテルにハウスキーピング係として勤務するフィリピン人の男(20代)について、担当客室内にあった宿泊客のゲーミング(カジノ)チップを盗んだとして逮捕したと発表。 同局によれば、今年(2025年)4月30日、ホテルの宿泊客から「チェックアウト手続きを進めている途中で客室の靴箱上に6万3000香港ドル(日本円換算:約120万円)相当のゲーミングチップを置き忘れていたのに気づいて部屋に取りに戻ったが、なくなっていた」とする通報が寄せられたとのこと。 通報を受けた同局がホテルの監視システムを活用して捜査を進めたところ、容疑者としてハウスキーピング係の男が浮上するとともに、宿泊客が客室を出てから戻るまでの間、この男のみが客室に出入りしていたことが判明したという。 その後、7月24日に当該ホテル内で勤務中の男を逮捕。男は容疑を否認しているというが、同局は男を刑法第198条「加重窃盗」罪で検察院送致するとともに、ゲーミングチップの行方について捜査を継続するした。

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