刃物のようなもので乗客切りつけ容疑、女を逮捕 横浜駅でトラブルか

JR横浜駅から同じ電車に乗り込んだ女性の腕を切りつけたとして、神奈川県警は31日、中国籍で川崎市麻生区の自称会社員、潘(ハン)康(コウ)容疑者(35)を傷害容疑で逮捕し、発表した。「弁護士と相談してから話します」と認否を留保しているという。 川崎署によると、乗車時に容疑者と被害者とみられる女性の身体が接触し、口論になる様子が防犯カメラに映っていたといい、署は詳しい経緯を調べている。 逮捕容疑は、28日午後6時ごろ、JR横浜駅の東海道線上り線ホーム上か、駅に停車中の電車内で、東京都江戸川区の会社員女性(37)の腕を刃物のようなもので切りつけ、2週間のけがを負わせたというもの。 腕から出血していることに気づいた女性が110番通報し、同じ車両内にいた容疑者の様子を車内から警察官に伝えていたという。容疑者は川崎駅で降りて立ち去り、県警が行方を追っていた。 30日夜、横浜駅で警戒していた鉄道警察隊員が、防犯カメラに映っていた女に特徴がよく似た容疑者を発見。JR京浜東北線に乗って川崎駅で降りたところを職務質問したという。(加藤美帆)

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