先月30日、福岡県宮若市の住宅で、この家に住む男性に対し顔面や体などに暴行を加えてけがをさせ、死亡させたとして、男性の息子が逮捕されました。 傷害致死の疑いで逮捕されたのは福岡県宮若市三ケ畑に住む無職の野見山優也容疑者(40)です。 野見山容疑者は先月30日午後3時ころから6時半ころにかけて、福岡県宮若市三ケ畑の自宅で、同居する父の修さんの顔面体体などを殴ったり蹴ったりして、全身に内出血や、肋骨や足の骨を複数折るなどの重傷をおわせ、外傷性ショックにより死亡させた疑いが持たれています。 警察によりますと先月30日夕方、修さんの妻から「主人が突然倒れた」と消防に通報があり、その後病院に運ばれましたが、午後9時ころに修さんの死亡が確認されました。 その後、警察が司法解剖をしたところ死因が暴行によるものと判明。 警察が修さんの妻に事情を聞くなどしたところ、野見山容疑者の関与が浮上したということです。 取り調べに対し野見山容疑者は「間違いありません、家族の約束事を父が守ってくれなかった」と容疑を認めているということです。 警察は遺体のあざの痕などから、修さんが日常的に暴力を受けていた可能性もあるとみて調べています。