敷鉄板1700枚や銅線ケーブル 工事現場で金属盗 4県で80件、被害3億3900万円相当 男5人の犯行裏付け 茨城県警合同捜査班

茨城県警土浦、ひたちなか、那珂、笠間、水戸5署と県警捜査3課の合同捜査班は1日、同県那珂市、ブリーダー手伝い、被告の男(48)=窃盗罪などで起訴、公判中=ら逮捕、送検した5人が、茨城を含む4県で敷鉄板などを狙った窃を80件を繰り返していたことを裏付け、捜査を終結したと発表した。被害総額は約3億3900万円相当。同課によると、いずれも容疑を認めている。 ほかに逮捕されたのは、千葉県袖ケ浦市、建設業、被告の男(39)、同市、建設作業員、被告の男(36)=いずれも同=と、茨城県ひたちなか市、無職、男(25)=窃盗罪で起訴、有罪確定、千葉県袖ケ浦市、建設業、男(29)=同罪で有罪判決、控訴。 同課によると、5人は2020年11月~24年11月ごろの間、茨城県水戸市やひたちなか市など同県内と、千葉、福島、神奈川の計4県の工事現場などから敷鉄板1700枚(約3億円相当)や銅線ケーブルを繰り返し盗んだ。 那珂市の男を中心に、地図アプリやインターネットで公開されている河川に設置された監視カメラの映像から、人けのない工事現場などを狙った。敷鉄板などは金属くず業者に売却し、生活費や遊興費に充てていたという。

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