奈良県河合町で、軽自動車で原付バイクをひき逃げしたとして、4日、77歳の男が逮捕されました。男は、約50年以上にわたって無免許運転を続けていたということです。 ひき逃げと無免許運転の疑いで逮捕されたのは奈良県天理市のパート従業員の男(77)で、3日正午過ぎ、奈良県河合町の県道で、無免許で軽自動車を運転中、原付バイクと衝突したにもかかわらず、救護せずに立ち去った疑いがもたれています。 原付バイクを運転していた女性(57)はろっ骨を骨折するなどの重傷ですが、命に別条はないということです。 警察によりますと、男は4日朝になり「河合町で事故を起こした」と警察に出頭。男は一度も自動車運転免許をとっておらず、調べに対し、「間違いありません。無免許運転が警察にばれるのが怖くて逃げた」と話しているということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。