エトミデートの所持・使用で逮捕 三重県警組対課と四日市南署

指定薬物「エトミデート」を所持、使用したとして、三重県警組織犯罪対策課と四日市南署は4日、医薬品医療機器法違反の疑いで、四日市市ときわ5丁目、メンズエステ経営中野将志容疑者(30)を逮捕した。同薬物に関連する逮捕は県内初。 逮捕容疑は6月10日、エトミデートを加熱して吸引する方法で使用したほか、翌11日に所持した疑い。「エトミデートを所持し、使用したことは間違いないが、合法薬物だと思っていた」と話し、容疑を否認しているという。 同署によると、県警は6月11日、性的なサービスを違法に提供したとして、風営法違反の疑いで中野容疑者を逮捕。自宅や使用車両を捜索したところ、エトミデートのリキッドやカートリッジが見つかった。入手経路などを調べている。 エトミデートは国内未承認の医薬品成分。「笑気麻酔」と称した危険ドラッグとして、沖縄県などで若者らの乱用が確認されている。厚生労働省は5月16日付で、所持や使用、販売などを禁止する指定薬物にエトミデートを追加した。

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