”木刀殴打・首絞め・髪に火”「死の怖さ教えるため」 傷害容疑で女を逮捕

北九州市若松区で、61歳の知人男性の背中を木刀で叩くなどしてけがをさせたとして、46歳の女が逮捕されました。「死というものが怖いものだと教えるため」などと話し、容疑を認めています。 警察によりますと、北九州市若松区の無職・八木望智容疑者(46)は、5日午後5時半ごろから6時20分ごろにかけ、自宅で小倉南区に住む61歳の知人男性の背中を木刀で殴るなどし、加療約1週間のけがをさせた疑いがもたれています。 被害男性から「助けてください。友人の彼女から髪の毛に火をつけられた」と110番通報があり、事件が発覚しました。 警察の調べに、八木容疑者は「左頬を平手打ちしたり、背中を木刀で叩いたり、タオルで首を絞めたり、殺虫剤を噴射してそれをガスコンロに引火させ、火を浴びせたりした」と容疑を認めています。 また理由については「包丁で被害者が自分を刺そうとしたので、それを止める目的と、死というものが怖いものだと教えるためと、借金を繰り返すのをやめさせるためにした」と話しているということです。 八木容疑者は以前、被害男性の飲食店を手伝っていましたが、店がつぶれるなどし、男性に金を貸していたということで、警察はその返済をめぐるトラブルが原因とみて調べています。

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