去年12月、仙台市内の整体院で20代の女性にわいせつな行為をしたとして柔道整復師の男が逮捕されました。男は、患者と接する際、ニックネームを名乗っていて本名は伏せた状態で犯行に及んでいたとみられています。 不同意わいせつの疑いで逮捕・送検されたのは仙台市若林区の柔道整復師・横山尚哉容疑者(35)です。警察によりますと、横山容疑者は去年12月1日午後3時20分頃、宮城野区にある整体院内で勤務中、20代の女性患者にわいせつな行為をした疑いが持たれています。横山容疑者は、今年6月に不同意わいせつの疑いで逮捕、7月にも準強制わいせつの疑いで逮捕されていて今回が3度目の逮捕です。6月の事件では起訴され、7月の準強制わいせつの疑いは処分保留となっています。 警察は、被害者保護の観点から犯行の詳しい状況や認否を明らかにしていません。一方で警察は、被害者が他にもいると見ていて、横山容疑者が整体院では本名を伏せて「YOKOYA(よこや)」というニックネームで患者に施術していたことを明かしています。警察は、余罪についても捜査を進める方針です。