似顔絵で犯人に迫れ 警察で講習会 三重・津市

事件が起きた際に犯人逮捕の需要な手がかりとなる、似顔絵の技術向上を目指す講習会が5日、三重県津市の三重県警察本部で開かれました。 この講習会は毎年この時期に行われていて、41回目となる今回は、現場に出動する警察官ら30人が参加しました。 参加者はまず、似顔絵の基礎知識として標準的な顔のつくりや立ち姿などを学んだほか、防犯カメラの映像から人物の特徴を似顔絵に描き起こす練習を行いました。 また、二人一組で行われた実習ではひとりが犯人役の特徴を別室で記憶し、もうひとりがその記憶をもとに似顔絵を描くといった、より実践に近い方式で行われました。 似顔絵の作成者は、特徴的な顔の部分や体格、服装の色味などを目撃者役から聞き取り、犯人役の風貌を引き出していました。 三重県警察本部では、今年に入ってから7月末までに似顔絵を作成する事案が20件あったということです。

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