国士舘大は6日、大麻使用の疑いで警察の捜査を受けていた男子柔道部員6人のうち、2人が4日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことを受け、大学ホームページに『本学学生の不祥事に関する対応について』というお知らせを掲載。「関係者の皆様、地域の皆様に多大なるご迷惑をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。 また、これまでの大学としての対応状況を説明し、7月16日付けで男子柔道部の吉永慎也監督と、細越淳二部長を解任したことを発表。当面は古田仁志体育学部長が代行して監督と部長を務め、早期に新たな指導体制を整える予定だとした。 男子柔道部は無期限で活動を停止中。事件発覚後の部員への聞き取り調査などの結果からは、当該部員6人以外に違法薬物使用の疑いがある部員は認められなかったとし、「このようなことが二度と起こることのないよう、男子柔道部の管理監督・指導体制および寮の管理体制の見直しを図ってまいります」と、対応策を示した。