福島県いわき市水道局発注の公共工事の入札をめぐる談合事件で逮捕・起訴された男性職員について、いわき市水道局は、懲戒免職としました。 懲戒免職の処分を受けたのは、いわき市水道局職員の眞山佳幸技術主任です。 いわき市などによりますと、眞山主任は去年1月、水道局発注の工事の入札で、設計金額などを業者に漏らし、謝礼として現金10万円を受け取ったとされています。眞山主任は、官製談合防止法違反や加重収賄の疑いで逮捕され、その後、起訴されています。 いわき市水道局は、6日の会見で、眞山主任は、起訴内容を認めていて、不正は「前にもあった」と話していることを明らかにしました。 水道局では今後、録音機能付きの固定電話や業務用携帯を導入するなどし、再発防止に努めるとしています。