今年3月、佐賀市内の住宅で元妻を押し倒し、拒否できない状態にして性的暴行を加えたなどとして24歳の会社員の男が逮捕されました。 元妻は「婚姻中に恐怖心を抱き、抵抗してもむだと考えるようになった」という趣旨の話をしているということです。 男は「同意があったと思っています」などと話し、容疑を否認しています。 不同意性交等などの疑いで逮捕されたのは長崎県佐世保市に住む会社員の男(24)です。 男は元妻の自宅で (1)3月22日午後9時ごろから午後11時ごろまでの間、元妻を押し倒すなど拒否できない状態にして性的暴行を加えた (2)3月23日正午前、元妻に抱きついて押し倒すなどの暴行を加え、胸をもむなどのわいせつ行為をした (3)同日午後3時ごろから午後4時半ごろまでの間、元妻の同意を得ずに性的暴行を加えた 疑いが持たれています。 元妻にけがはありませんでした。 警察によりますと、今年6月に元妻から被害届を受理し、聞き取りなどから男の関与が浮上。 元妻は「婚姻中、男からの性行為を拒否すると生活費を渡してもらえなかったり、ひざ蹴りや押し倒すなどの暴行を受けたりして恐怖心を抱き、抵抗してもむだと考える心理状態にあった」という趣旨の話をしているということです。 取り調べに対し、男は「性交したことは間違いありませんが、暴行はしていませんし、無理やりでなく同意があったと思っています。わいせつ行為については覚えていません」と容疑を否認しています。