「新規事業立ち上げへの融資を頼まれている。一部を貸してほしい」知人男性から750万円詐取か 茨城県の会社員の男を逮捕 京都府警 容疑を否認 他にも数千万円規模の金銭トラブルか

「新規事業立ち上げへの融資を依頼されている。その一部を貸してほしい」などと持ちかける手口で、知人から750万円をだまし取ったとして、茨城県の会社員の男が詐欺容疑で逮捕されました。容疑を否認しています。 京都府警が8月7日、詐欺の疑いで逮捕したのは、茨城県つくばみらい市の会社員・須合聡容疑者(45)です。 京都府警によりますと、須合容疑者は2022年10月、知人男性に対し「福岡市の会社の役員から、新規事業の立ち上げ資金として融資を依頼されている。その一部を貸してほしい」などといった旨のウソのメッセージをSNSで送り、翌月にかけ、計750万円をだまし取った疑いが持たれています。 須合容疑者は被害男性に対し、“融資してくれれば、自らが持つ証券を担保にするし、謝礼金も渡す”などと話し、口座入金を促してていたということです。 須合容疑者と連絡が取れなくなったため、被害男性が福岡市の会社側に連絡を取ったところ、会社側は“そうした新規事業の計画はない”と説明。被害男性は京都府警に刑事告訴していました。 取り調べに対し須合容疑者は、“実際に新規事業の話はあった。被害男性から借りたお金の一部は実際に福岡市の会社に融資した”という旨を供述。容疑を否認しています。 須合容疑者をめぐっては、数千万円ほどの金銭トラブルの相談が複数件寄せられているということで、京都府警は余罪についても調べを進める方針です。

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