米女子バスケで「性玩具」の投げ込み事案相次ぐ 運営団体「最低1年間の入場禁止」と声明

米女子プロバスケットボール(WNBA)で、試合中に観客席から性玩具が投げ込まれる事案が相次いでいる。投げ込まれた理由などは不明。試合に支障をきたすケースもあったことから、WNBAでは「コートに物を投げた者は、最低1年間の入場禁止処分を受ける」などとする声明を発表するなど、対応に苦慮している。 米放送局のCBSスポーツ(電子版)やCNN(電子版)などによると、5日に米ロサンゼルスで行われたロサンゼルス・スパークスとインディアナ・フィーバーとの試合中、観客席から性玩具が投げ込まれた。 CBSスポーツは「危険だし、選手の安全が第一。本当に馬鹿げていると思う」などとするスパークスのロバーツ監督の談話を報じた。CNNによると、このアクシデントを受け、試合が一時中断したという。 米メディアによると、WNBAを巡っては、7月下旬に米ジョージア州アトランタで、8月1日に米イリノイ州シカゴで開催された試合でも同様の事案が発生。選手らにけがはなかった。アトランタでは、関与した人物が逮捕されたという。 今回の事態を受け、WNBAでは「故意にコートに物を投げ込んだファンは、最低1年間の入場禁止処分に加え、地元当局による逮捕・起訴の対象となる可能性がある」などとする声明を発表した。

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