去年12月、千葉県松戸市の路上で女子高校生に暴行を加えけがをさせたうえ、わいせつな行為をしようとしたとして、31歳の会社員の男が逮捕されました。 不同意わいせつ傷害の疑いで逮捕されたのは、東京・葛飾区の会社員・小川裕史容疑者(31)です。 小川容疑者は去年12月3日の夜、松戸市の路上で帰宅途中の女子高校生に対し、「ナイフを持っているぞ。大きな声を出すな」などと脅し、引き倒してけがをさせたうえ、わいせつな行為をしようとした疑いがもたれています。 女子高校生は、あごなどに軽いけがをしました。 警察によりますと、小川容疑者は後ろから近づき、女子高校生の首に腕を巻きつけ、身体を引き寄せて犯行に及んだということです。現場は人通りの少ない暗い路上だったということです。 取り調べに対し、小川容疑者は「ムシャクシャしていたので、怖がらせてやろうと思った。わいせつ目的ではなかった」と容疑を一部否認しています。