埼玉・所沢市主任を懲戒免職 マイナ不正取得の罪で逮捕、起訴

埼玉県所沢市は8日、親族の戸籍謄本を請求するためうその公用申請書を作成したとして、虚偽有印公文書作成・同行使と公務員職権乱用の疑いで再逮捕された同市上下水道局主任の田中海斗容疑者(31)を懲戒免職とした。親族のマイナンバー(個人番号)を不正に取得したとして、マイナンバー法違反(職権乱用収集)の疑いでも7月に逮捕、起訴されている。 市によると、市民税課に在籍していた2023年1~3月、親族の個人番号などを不正に取得。市・県民税の扶養控除の修正申告をして税の還付を受けたほか、保育料も減額されていた。 小野塚勝俊市長は「公務の信用を失墜させ、深くおわびする」とのコメントを出した。

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