長野市の長野中央病院のレジから現金を盗んだとして逮捕された元職員の男は、入金データを改ざんし、発覚を免れようとしたとみられています。 盗みの疑いで逮捕された長野市の長野中央病院の元職員の男(51)は、8日身柄を検察庁に送られました。 調べによりますと、男は、2018年9月から3か月余りの間に、病院のレジから11回に渡って、現金合わせて101万円余りを盗んだ疑いがもたれています。 病院を運営する長野医療生活協同組合によりますと、男はおよそ16年間で、2700万円余りを盗んだとみられています。 会計システムの入金データを改ざんし、現金残高とシステム上の残高を一致させることで、発覚を免れようとしていたということです。 男は容疑を認めていて、警察が余罪についても調べを進めています。