不法移民100万人以上が自主的に出国、トランプ大統領の就任後

【AFP=時事】米国土安全保障長官のクリスティー・ノーム氏は8日、ドナルド・トランプ米大統領の就任以降、100万人以上の不法移民が自発的に米国を離れたと述べた。 記者会見でノーム氏は、今年1月以降、数十万人の「犯罪を行った不法移民」が逮捕され、過去3か月では不法移民の入国が「ゼロ」だったと明かした。 ノーム氏によると、数千人の移民が国土安全保障省が作成したアプリを使用して「自主的に出国」したという。「しかし、政府のプログラムを利用せずに自ら出国した人が何十万人もいることも把握している」としたノーム氏は、「この政権が始まって以降、100万人以上が自ら帰国したと考えている」と続けた。 トランプ氏は、大統領選期間中に何百万人もの不法移民を国外退去させると訴え、そのために連邦機関である移民・税関執行局(ICE)を大幅に拡充すべく動いている。【翻訳編集】 AFPBB News

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