“青汁王子”の名を封印した実業家の三崎優太氏(36)が11日、自身のYouTubeチャンネルを更新。奈良市議のへずまりゅう氏(34)に「当選祝い」として、105万円のロレックスの時計をプレゼントした。 過去、へずま氏は“青汁ヒルズ”と称されてた三崎氏の都内の自宅に居候していた時期がある。三崎氏は「議員になったことで、それは僕、すごいことだと思うし」とストレートに称賛。「ネットでも、まだへずまのことを叩いてたりとか、ネガティブなコメントたくさんあるんですよ。僕のところにもたくさん来ます」とへずま氏に対する否定的な意見が寄せられることも明かした。 続けて「こういう動画を出すと賛否はあると思うんですけれど」と前置き。「どん底からはい上がって成り上がって、自分の運命の試練というか、あいつがやったことは悪いんですけど、でもそれを乗り越えて今立派に…少なくとも応援される立場になったっていうのは個人的にはうれしいですし、応援してあげたい。ついにへずまが議員になる時代が来ましたね。びっくりだね」と称えた。 へずま氏は「当選しました!三崎さん、本当に今回本気で頑張らせていただきました。恩師として、三崎さんにいち早くお伝えしようと東京までやって来ました。今まで本当に迷惑かけてきたんですけど、ひとつの印として三崎さんにお伝えすることができてうれしいです」と、奈良市議になったことを直接報告した。「今まではただのへずまりゅうでしたけども、公人として今、看板を背負っている状態。だからこそ期待に応えないといけないし、今までのへずまりゅう、迷惑、炎上、一切無いんです。絶対に」と抱負を述べた。 三崎氏は、自身やへずま氏の逮捕歴を挙げ「普通だったらああいうふうに捕まったら人生あきらめちゃう。例えば田舎でひっそりと暮らすとか、そういう選択肢を取る人が大半だと思う。これもう自分もそうで、全然内容は違うけど、捕まったことがある身としては、耐えがたい逆風」と振り返った。 へずま氏は「SNSはもう完全に引退して何の仕事でもいいから頑張るという思いもあったんですけど、やってきたことがSNSで悪いことをしたので、そのSNSを逆に使って更生していく姿をお届けしたいと思い始めた。まず悪名でもいいから良いことをして、とにかくこの悪名でついた知名度さえも使って世間の皆さまのお役に立ちたいっていうふうに思いだしたんですよ」と考えの変遷を語った。 三崎氏は「それはすごいことだよね。ハングリー精神というか、世の中の多くの人が見習うべきところだと思います」と逆転の発想をたたえた。さらにサプライズとして「何がいいかと思ったんだけど、当選祝いに。ちゃんと大事にしてほしいのと、へずまりという人間が生まれて来たことを大切にしてほしいなと思ったので、へずまが生まれた誕生年の時計を僕からプレゼントしたいと思います。これから市議会とかいろいろ出るところがあると思うんだけど、ちゃんとスーツ着て、時計とかしておかないと格好つかないと思う。ちゃんとまじめな社会人になって、奈良市を良くする立場としてこれ着けて頑張ってください」と、へずま氏が生まれた1991年製のロレックスをプレゼントした。 へずま氏は「大好きな人からいただけるのであれば一生大切にしていこうと思って、すごい感動して、ちょっと涙が出そうです」とウルウル。「高級な時計でいうと、G-SHOCKの3万円が最高。本当に初めてです」と左腕に時計を着けていた。 (よろず~ニュース編集部)