結局、真相は不明のまま…名作『DEATH NOTE』、最終回でも読者を悩ませた「未回収の謎」

2003年から2006年にかけて『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された原作・大場つぐみ氏、作画・小畑健氏のタッグによる漫画『DEATH NOTE』。これまでアニメ化、映画化、ドラマ化、ミュージカル化とメディアミックスされており、連載終了から20年弱が経っても話題が絶えない人気作だ。2025年11月からは、初演より10年ぶりに新しいミュージカル『デスノート THE MUSICAL』が上演される。 『DEATH NOTE』は、名前を書かれた人を殺すことができる殺人ノート「デスノート」を偶然拾ったことで、犯罪者を粛清し新世界の神を目指す夜神月と、世界的名探偵であるLの頭脳戦を描いたサスペンス漫画だ。 それまでには珍しかった本格推理ものが『ジャンプ』で描かれることで連載開始時から注目を集め、時にはキャラクターの姿よりも多い、ページを埋め尽くすほどの文字量も話題に。一度読んだだけではその複雑な内容になかなか理解が追いつかない難しい内容だったと、『ジャンプ』異例の作風を覚えている人も多いだろう。 同作は登場人物同士の駆け引きや心理戦も見ものだが、完結した後に、「あれは結局何だったのか」と多くの謎を残す作品だったこともファンの間ではおなじみ。そこで今回は、最終回まで未回収だった『DEATH NOTE』に残されている謎について振り返りたい。 ※本記事は作品の内容を含みます。

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