空き家狙い窃盗か「門扉に石置いたり、溜まっている郵便物で不在確認」男2人を再逮捕「借金があった」神戸

神戸市灘区の空き家に窓ガラスを割って侵入し、金品を盗もうとしたなどとして、男2人が再逮捕されました。男らはすでに3度逮捕されていますが、うち1人は「門扉に石を置いたり、郵便物が溜まっているのを確認したりして、不在確認をしていた」などと話しているということです。 邸宅侵入と器物損壊の疑いで再逮捕されたのは、いずれも住所不定・無職の中村啓太容疑者(28)と嶋谷直人容疑者(28)です。 警察によりますと、2人はことし3月、神戸市灘区の空き家に1階の窓ガラスを壊して侵入し、金品などを盗もうとした疑いがもたれています。 警報音が鳴ったことで駆け付けた警備会社のスタッフが、窓ガラスが割られていることに気付き、警察に通報。その後、防犯カメラなどの捜査で、2人が浮上したということです。 警察の調べに対し、嶋谷容疑者は黙秘している一方、中村容疑者は「空き家を対象に、今まで盗みをしていた。門扉に石を置いたり、郵便物が溜まっているのを確認したりして、不在確認をしていた」と容疑を認めているということです。 2人はすでに神戸市内などで起きた同様の事案で3度逮捕されていますが、いずれも否認・黙秘していました。 中村容疑者は「借金があった。今まで空き家に入って指輪や腕輪など貴金属を狙っていた」とも話していますが、警察は盗まれたとみられる貴金属などは押収できていないということです。 警察は、犯行の手口や2人の関係性などを詳しく調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする